【建築四団体】「建築士事務所協会」の特徴を分かりやすく

昨年建築士を取得された方は、建築士会への勧誘などがあったのではないでしょうか。建築関係には主に建築士会を合わせて四団体あり、こちらでは入会するとどのような活動や利点があるのか、それぞれ特徴を詳しく説明いたします。どの団体に所属したいかなどを検討するのにお役立てください。

今回は、「建築士事務所協会」に関してご説明致します。

1. 建築士事務所協会の概要

建築士事務所協会は、建築士事務所の業務の適正な運営と健全な発展及び建築士事務所の開設者に設計等を委託する建築主の利益の保護を図り、公共の福祉の増進に寄与することを目的としています。

建築物の設計、建築物の工事監理等の業務を行うことを生業としようとする場合は、建築士事務所協会へ建築士事務所の登録が必要です。

(1)講習会への優先参加

平成20年11月28日に施行された建築士法改正により、建築士事務所に所属する、一級建築士、二級建築士、木造建築士は、3年ごとに国土交通大臣の登録を受けた登録講習機関が行なう、一級建築士定期講習、二級建築士定期講習、木造建築士定期講習を受けることが義務付けられています。

この講習を受けることができる他、建築士事務所を管理する建築士に受講を義務付けられている「管理建築士講習」や、「既存住宅調査被術者講習」、「木造住宅の耐震診断と補強方法講習」など、様々な講習を運営されております。各都道府県によって、開催内容や開催日が異なりますので、ご確認の上ご参加下さい。

(2)各都道府県建築士事務所協会の活動

各都道府県ごとに様々な活動をされています。たとえば、高校生の卒業設計を表彰する「高校生建築アート展」、異業種との交流を深める「建築設計異業種交流会」、お互いの作品の懸賞を行なう「建築賞」の開催、震災等における復興を目指す知恵の共有である「復興住宅の学習」や建築士試験対策に向けた「勉強会」などです。

これらの活動を通して、職能を生かした地域貢献ができるほか、会員同士の横のつながりが生まれ、そのつながりが仕事に活かされたりします。

(3)建築士事務所協会全国大会

建築士事務所が訂正な評価と社会の信頼を得て、社会的地位の向上を実現することを目的に、年に1回式典やセッション等の諸行事を実施しています。普段は都道府県単位の活動ですが、全国大会では次世代設計者が業務で抱える問題を共有し、様々な課題解決に向けてのヒントを得ることができます。

以上のように、「建築士事務所協会」は建築士事務所に所属していれば加入できますので、実際に活動に参加して実務に生かしていただければと思います。

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